コンピュータ応用チーム

村山　大策、岩崎　健太

デジタルサイネージ (Digital Signage)とは電子看板を代表とするようなディスプレイやプロジェクタなどを使って映像や情報提供を行うシステムの総称である。映像や音声の配信，電子ポスター，電子掲示板，電子POPなども含まれる。広告紙だと，掲載内容やデザインの考案，校正を経て印刷，さらに掲示という手順を経て一般への情報提供となるが，その工程を完了させるには何日という単位の時間を必要とする。デジタルサイネージを利用すると，数時間で情報提供でき，掲載内容をあらかじめ準備しておくと瞬時に更新することが可能となる。商品販売のためには，大変有効な手段と考えられるデジタルサイネージシステムについて，伝統産業業界でも有効に利用できるように研究するとともに，離れた場所でも簡単にデータの更新ができるネットワークを利用したサイネージシステムを研究開発した。

平成24年４月～平成25年３月