酒母製造を目的とした乳酸菌に関する研究
- バイオ・食品・醸造
- 研究論文
担当者 |
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概要 |
京都では古くから微生物の力を借りてつくられた多くの発酵食品(飲料を含む)が市場に出回っており,その発酵過程の多くを乳酸菌が担っている。当研究所では製品の高付加価値化や品質の安定化に貢献するべく京都独自の乳酸菌ライブラリーの構築を行ってきた。一方,京都は発酵食品のなかでも清酒に関して全国でも有数の酒どころである。そこで,本研究では生もと系酒母に適性を有する乳酸菌を選抜する目的で,本乳酸菌ライブラリーを用いて生育性試験や代謝成分の分析を行ったところ,適性が示唆される菌株を選抜することができた。また,細菌の指紋領域である16S rRNA遺伝子の配列情報を決定することによって選抜した菌株の簡易同定を行った。 |
研究期間 |
平成27年4月~平成28年3月 |
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キーワード
- 乳酸菌
- 乳酸菌ライブラリー
- 酒母
- 食品
- 食品微生物