バイク用ハンドルの防振対策について(第2報)
- 研究報告
- 製織・DX
担当者 |
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概要 |
二輪車用ハンドルには走行中に,路面,及びエンジンからの振動が伝わるため,長時間の走行においては,関節炎や神経への障害を及ぼすほか,パックミラーの取り付けが緩むことがある。そのために,部品メーカー等ではグリップ位置での振動を減衰させることを検討している。そこで,一昨年の模擬実験及び前報で使用したような,塩ピ製パイプではなく実際のバイク用ハンドルを入手し,パイプ内にシリコンゴムを注入し,当研究所に平成23年度に導入された振動試験機を用いて,10~300Hzの 周波数領域において,ピーク位置での共振加速度を計測した。その結果,適量のシリコンゴムを充填した際には,パイプのみの時で約11.5Gであった加速度が約3.0Gにまで低減できることを検証できた。 |
研究期間 |
(記載なし) |
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キーワード
- 振動試験装置