京都市では、平成 24 年 4 月に策定した「新しい京都市産業技術研究所の組織・運営システムに関する方針」において、市の産業政策と連動する中長期的な視点に立った事業を実施するとともに,経営の透明性の向上などを図りながら,複雑化,高度化する中小企業のニーズにこれまで以上に迅速かつ的確に対応していくためには,地方独立行政法人へ移行することがより適切であるとして,地方独立行政法人化の準備を進め,平成26年4 月1日に法人化いたしました。
新しい京都市産業技術研究所の組織・運営システムに関する方針(方針)
地方独立行政法人とは,地方独立行政法人法に基づき,地域において必要な事務・事業で,民間にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものを,効率的かつ効果的に行わせる目的で市が設立する法人です。
市は,法人に対して,3年から5年の期間で法人が達成すべき業務運営に関する目標を「中期目標」として指示します。 法人はその目標を達成するための「中期計画」を作成(市が認可)し,計画に沿って運営を行っていきます。
また,中期目標や中期計画,法人の財務諸表や業績評価の結果などの公表が規定されており,透明性が確保されています。
法人の運営状況については,市の附属機関として設置する評価委員会が毎年度評価し,評価結果を市長及び市会に報告するしくみとなっています。
また,中期目標や中期計画,法人の財務諸表や業績評価の結果などの公表が規定されており,透明性が確保されています。
法人の設立目的,業務範囲などの基本的な事項を定めた定款が,平成25年2月市会において議決されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所定款(定款)
法人の業務運営の基本指針となる中期目標が,平成25年11月市会において議決されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所中期目標(中期目標)
市が法人に承継させる権利が,平成25年11月市会において議決されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所に承継させる権利(承継させる権利)
処分等を行う際に市長の認可が必要となる重要な財産を定める条例が,平成26年2月市会において制定されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所の重要な財産を定める条例(重要財産条例)
京都市産業技術研究所の職員を地方独立行政法人にそのまま引き継ぐ条例が,平成26年2月市会において制定されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所に職員を引き継ぐ京都市の内部組織を定める条例(職員引継条例)
評価委員会は,地方独立行政法人の業務の実績に関する評価等が客観的かつ中立公正に行われるよう,法律の規定に基づき設置する,市の附属機関です。
評価委員会に関して必要な事項を定める条例は,平成25年2月議会において議決されました。
地方独立行政法人京都市産業技術研究所評価委員会条例(条例)
地方独立行政法人化後の業務運営の基本方針として「中期目標」を定めるに当たり,市民の皆様からのご意見を募集しました。ご応募,ありがとうございました。
募集期間:平成25年7月11日(木)~平成25年8月9日(金)
募集結果概要,および市民の皆様よりお寄せいただいた主なご意見に対する本市の考え方につきましては,以下のファイルをご覧下さい。