京都先端技術研究会・定例技術会議(現地講習会)
ものづくりのための分析技術講座シリーズ第4回
品質管理・研究開発に向けた分析技術
~炭素・硫黄分析~
近年、ものづくり現場では、品質管理や研究開発の高度化に伴い、それを支える評価技術の重要性が高まっています。その評価対象は金属・セラミックス・ナノ粒子などの材料特性の評価から、鋳造・焼結・接合・表面処理・金属積層造形といった製造プロセス、さらには工程改善にまで広がっており、評価項目の中でも、「材料中の炭素・硫黄を調べたい」というニーズが増えています。代表的な用途は鉄鋼材料の炭素量測定ですが、近年ではMEX方式による金属積層造形体の残留炭素分析やセラミックス分野での脱脂・焼結時の炭素評価など、幅広い分野での活用が進んでいます。
また、「測定したことはあるが原理を詳しく知りたい」、「試料前処理や測定時の注意点などを知りたい」といったお声も多く寄せられています。
こうした背景を踏まえて、株式会社堀場製作所様ならびに株式会社堀場テクノサービス様のご協力のもと、ものづくりのための分析技術講座シリーズ第4回として『品質管理・研究開発に向けた分析技術 ~炭素・硫黄分析~』を下記のとおり開催いたします。本講座では、講義に加え、試験機の実演や見学も予定しており、より理解を深めていただける内容となっております。初心者から経験者まで幅広い方を対象としておりますので、業務や研究に役立つ知識習得の機会として、ぜひご参加ください。
日時:令和7年12月3日(水) 13時30分~16時30分(13時00分~受付開始)
会場:(株)堀場テクノサービス 6F テクノプラザ
〒601-8305 京都市南区吉祥院宮の東町2番地 (案内状 地図参照)
アクセス:JR西大路駅・阪急西京極駅より徒歩15分 ※当日は車でのご参加はご遠慮ください。
開場時間:12時30分(受付を行います。)
開始時間:13時00分
内容:「炭素・硫黄分析」に関する講義、実演・見学
株式会社堀場テクノサービス 阪口 真以 氏
講義:13時300分~14時45分
・炭素・硫黄分析装置の基礎(原理と仕様)
・測定条件の最適化
・炭素・硫黄分析に関する分析事例 など
実演・見学:15時00分~16時15分
質疑応答およびアンケートご記入:16時15分~16時30分
対象:品質管理・研究開発に向けた試料前処理に興味・関心をお持ちの方、経験者の方
定員:先着30名 ※定員超過の場合のみお断りの連絡をします。
申込方法:京都市産業技術研究所の参加申込フォームからお申し込みください。
※申込確認メールが届かない場合はご連絡ください。
参加費:2,000円 ※当日、会場受付にてお支払いください。
(ただし、京都先端技術研究会会員は無料および産技研UC会員は1,000円)
締切日::令和7年11月26日(水)
問合せ先:地方独立行政法人 京都市産業技術研究所内
京都先端技術研究会 担当:丸岡、山梨、南
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91
TEL:075-326-6100(代表)、E-mail:kyoto-sentan_1985(ato)tc-kyoto.or.jp
※メールをお送り頂く際は、(ato)を@に変えて下さい。