令和6年度京都バイオ計測センター分析技術講習会2
第2回 水を含む試料の直接誘導体化による脂肪酸分析
~食品や血液*を対象としたGC講習会~ 《動画配信、講義・実習》
【動画視聴のみ受付中です】
ガスクロマトグラフィ(Gas Chromatography)は主として常温若しくは加熱によって気体となる化合物を分離・分析する方法です。この分析技術は、有機溶媒や香料などの化学製品の分析に用いられています。さらに脂肪酸や糖などの不揮発性物質も誘導体化処理を行い揮発性物質にすることで分析が可能になるため、先端研究から医薬品の工程管理、食品の製造管理、クレーム処理など幅広い領域で利用されています。
本講習会では、ガスクロマトグラフィの一連の分析技術について講義・分析操作の実習を行います。実習では実際のサンプルを用いて分析操作を行っていただくとともに、事前に概要動画を限定配信します。実習では脂質を含む試料を扱います。特に今回は、食品や血液など水を含んだ試料から、脂質を抽出することなく構成脂肪酸を直接、誘導体化してGC分析することを目的とします。試料から脂質を抽出する面倒な過程をスキップして、水分を含む試料を容易に分析してみませんか。
参加申し込みをお待ちしております。
動画配信:受付中
講義・実習:定員に達しましたので受付を締め切らせていただきました。
*当センターでは血液は扱えません。GCを利用される時は処理済の試料をご持参していただくことになります。