小幅織機から広幅織機へ転換するための研究―複数本取りの製織に向けた国産広幅レピア織機改造による生地耳形成について―
- 技術ノート
- 製織・DX
担当者 |
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概要 |
本研究は、洋装やインテリア用の広幅織物を製織できる広幅レピア織機を活用し、着尺など和装用の生地耳を有する小幅織物を複数本同時に製織できるようにすることで生産性の効率化と、和装、洋装を問わず様々な用途の織物を1台の織機で製織できるシステムの構築を目指すものである。西陣で以前から主に使用されている国産広幅レピア織機の改造を行った結果、生地耳形成ができるタックイン装置を西陣で初めて取り付け、耳を有する一重組織の織物を1本取り仕様で製織することが可能になった。今後は小幅多重組織織物の複数本取りができるように取組んでいく。 |
発行年度 |
2023年度発行 |
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キーワード
- タックイン装置
- 生地耳
- 広幅
- レピア織機
- 西陣織