ミミズ( Eisenia fetida)の低分子抽出画分におけるジぺプチジルペプチダーゼⅣ(DPP Ⅳ)阻害剤の探索およびメチオニン,ロイシン,ヒスチジン,イソロイシンなどのアミノ酸阻害剤の同定
- バイオ・食品・醸造
- 研究抄録
担当者 |
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概要 |
ミミズは馴染み深い生き物であり,古来,日本を含むアジア地域では漢方薬として利用されてきた。近年,ミミズのゲノム解析や代謝物解析などが報告されるなど,ミミズに対する理解は進みつつある。 著者らは,先にミミズの水抽出物がヒトの糖尿病に関係するジペプチジルペプチダーゼⅣに対して阻害活性があることを見出しており,本研究では,水抽出物の3 kDa以下の低分子画分中に存在するジペプチジルペプチダーゼⅣの阻害成分の同定を試みた。固相抽出と逆相クロマトグラフィーによって3つの阻害活性画分を得た。得られた画分からGC-MSを用いて同定された数アミノ酸の中でメチオニン,ロイシン,ヒスチジンは ・・・・(以下pdf参照) |
原題 |
Exploration of dipeptidyl-peptidase Ⅳ (DPP Ⅳ) inhibitors in a low-molecular mass extract of the earthworm Eisenia fetida and identification of the inhibitors as amino acids like methionine, leucine, histidine, and isoleucine |
研究期間 |
令和2年4月~令和3年3月 |
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キーワード
- ジぺプチジルペプチダーゼ
- ミミズ
- 低分子抽出画分
- 酵素