京都バイオ計測センター研究交流発表会2025の続編にあたる実践講習会シリーズ バイオインフォマティクス講習会 Vol.2《講義と実習》 3日間
近年、次世代シーケンサー(NGS: Next Generation Sequencer)の普及により、膨大な遺伝子データの取得が容易になりました。一方で、これらのデータを正しく解析し、有用な生物学的知見へとつなげるためには、UNIX環境での作業やPythonなどのプログラミングスキル、さらに各種データベースの活用方法を理解することが不可欠です。
本講習会では、データ解析の初心者を対象に、UNIX系アプリケーションの導入からPythonによる解析環境構築、さらに次世代シーケンサーから得られるデータを用いた実践的な解析手法までを段階的に学びます。実際の解析例を通して、遺伝子発現パターン解析の基礎を身につけ、今後の研究活動に活かすことを目的としています。
皆様のご参加をお待ちしております。
◆日時:令和7年12月10日(水)~12日(金) 9:30~16:30 (初日13:00開始)
◆会場:(地独)京都市産業技術研究所7階 京都バイオ計測センター
(京都市下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク9号館南棟)
https://tc-kyoto.or.jp/aboutus/#access
◆内容:
1日目 13:00~16:30
データ解析のための環境整備 (Ubuntu環境設定、NGS解析関連アプリケーションのインストール)
2日目 9:30~12:00
データ解析のための環境整備2(Pythonによる統計処理の基礎)
13:00~16:30
次世代シーケンサーからのデータ解析(データベースの活用)
3日目 9:30~16:30
次世代シーケンサーからのデータ解析2(遺伝子発現パターン解析)
■講師:(地独)京都市産業技術研究所 プロジェクト推進室長 山本佳宏 ほか
【参加にあたって】
・原則3日間すべての参加をお願いします。
・本講習にはOSインストール作業は含まれません。
・当日は主催者側でPCをご用意いたします。PC持参をご希望の場合は、Ubuntu 22.04 LTS を
事前にクリーンインストールのうえ、ご準備ください。
◆対象:構造解析に関心のある研究者・学生・技術者(企業・大学・公的研究機関等)
◆参加費:無料
◆定員:10名 ※抽選方式
◆開催形式:対面形式のみ(オンライン配信は行いません。)
◆申込方法:こちらの申込フォームからお申込みください。
https://tc-kyoto.or.jp/kist-bic-bioinformatics-202502/
※令和7年11月28日(金)までに、抽選結果をメールでお知らせします。
■申込締切:令和7年11月26日(水)