令和7年度京都バイオ計測センター分析技術講習会
第5回 ガスクロマトグラフ質量分析装置(GCMS)講習会《講義・実習》
京都バイオ計測センターでは、地域の産業振興のため、企業、大学、公設研究機関向けの分析機器(技術)講習会を実施しています。
今回は、GCMSをこれから使い始める方や操作経験が浅い方を対象に、当該機を開発・製造する(株)島津製作所の本社・三条工場を会場として開催いたします。本講習ではPC基礎知識の習得と実機操作を通じて、GCMSの運用に必要なスキルを身につけることを目的としています。前半の講義では、GCMSの仕組みや装置の構成、定性・定量分析の基本的な考え方を解説し、後半の実習では、実際の装置を使用して起動やチューニング、メソッド作成、ライブラリ検索を用いた化合物の同定など、実務で欠かせない操作を体験いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
◆日時:令和8年1月28日(水)13:30~16:30
◆会場:株式会社島津製作所 本社・三条工場 (京都市中京区西ノ京桑原町1)
◆プログラム
●GCMSの原理説明・講義(座学)(13:30-15:00)
- GCMSとは何か、GCとGCMSの違い
- 装置構成(GC部・MS部の紹介)
- 定性分析・定量分析の基礎
●GCMSの実測定・解析(実習)(15:00-16:30)
- GCMSの起動方法、基本操作
- 消耗品・保守部品の点検
- 真空漏れチェック、オートチューニング
- 農薬標準液を用いた定性分析・データ解析
講師:株式会社島津テクノリサーチ 試験解析事業部
分析計測センター 有機分析グループ 河添 雅弘 氏 / 奥田 浩子 氏
◆開催形式:対面形式のみ
◆対象:GCMS未経験者や初心者(企業技術者・大学の教員/学生・公設研究機関の研究者など)
◆定員:8名 ※抽選方式。申込状況によって、1機関1名に調整する場合があります。
◆参加費:無料
◆申込み方法:こちらのフォームからお申し込みください。
https://tc-kyoto.or.jp/kist-bic-koushukai-202505/
◆申込締切:令和8年1月14日(水)