ヘマタイトをコア,ガラスをシェルとした多核コア・シェル粒子の作製と赤絵陶磁器への応用
- 研究抄録
- 陶磁器・ファインセラミックス
担当者 |
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概要 |
陶磁器へのセラミックコーティングの一つである上絵加飾においては,製造時にちぢれと呼ばれる部分的な剥離が生じることがあり,量産の際の問題となっている。本研究では,製造時に剥離が起こらず,鮮やかな色彩を呈する上絵が得られる,赤色系コーティング材料を開発する事を目的として,マイクロメートルサイズのガラス粒子中にヘマタイト粒子が高分散した複合粒子を設計した。サブミクロンサイズまで粉砕した無鉛ガラスとヘマタイトを混合した後に,熱処理して得られたバルク体を粉砕することで,複合粒子を得た。TEM観察の結果,複合粒子は・・・・(以下pdf参照) |
原題 |
Multinuclear core/shell hematite/glass particles for peeling-free red overglaze enamels on porcelain |
研究期間 |
平成31年4月~令和2年3月 |
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キーワード
- ベンガラ
- 上絵
- 弁柄
- 無鉛
- 無鉛フリット
- 赤絵