赤絵磁器における無鉛フリットとヘマタイトの反応に及ぼすフリット組成,ヘマタイト量及び赤絵層厚さの影響
- 研究抄録
- 陶磁器・ファインセラミックス
担当者 |
|
---|---|
概要 |
磁器の上にエナメル(ガラス)で装飾される赤色の加飾は,赤絵と呼ばれる。日本の伝統的赤絵磁器は,400年の間,世界中の磁器愛好家に魅了してきた。赤絵層は,鉛を含むガラス中にヘマタイト粒子が分散した構造であり,現在,赤絵層からの鉛の溶出が大きな問題になっている。そのため現在,鉛を含まないガラス粉末(無鉛フリット)が開発されてきたが,陶磁器作家が満足するような美しい色彩の赤絵を,無鉛系で得られない大きな問題がある。本研究では,無鉛赤絵加飾の色を制御する要因を明らかにするため,フリットの組成,ヘマタイトの ・・・・(以下pdf参照) |
原題 |
Interaction between Lead-Free Multicomponent Alkali Borosilicate Glass Frits and Hematite in Red Overglaze Enamels |
研究期間 |
平成30年4月~平成31年年3月 |
資料ダウンロード
キーワード
- ベンガラ
- 上絵
- 弁柄
- 無鉛
- 無鉛フリット
- 赤絵