科学的手法に基づいた文化財伝世品の材料・技法の解析―木島櫻谷遺品絵具の分析及び伝・迎田秋悦図「唐子蒔絵硯蓋」の観察・分析―
- 技術ノート
- その他
担当者 |
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概要 |
京都市産業技術研究所では,文化財の分析・解析技術の高度化とそれを活かした文化財修復等への技術提供を課題に挙げ,各機関との連携を図りながら関係業界への技術支援を行っている。今回,京都市立芸術大学との共同研究と京都漆器青年会との連携事業について報告する。 京都市立芸術大学との共同研究では,明治から昭和にかけて京都画壇で活躍した木島櫻谷(1877年-1938年)の遺品である絵具の化学分析と解析を通して,近代日本画における天然原料と合成原料の彩色材料の変遷や体系化を検討している。今回は,色の異なる3種類の・・・・(以下pdf参照) |
研究期間 |
平成30年4月~平成31年年3月 |
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キーワード
- X線回折
- 木島櫻谷
- 絵具
- 蒔絵
- 蛍光X線
- 迎田秋悦