ガスクロマトグラフィーによる米油の遊離脂肪酸とエステル型脂肪酸の同時定量
- バイオ・食品・醸造
- 研究抄録
担当者 |
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概要 |
精製していない米油に含まれる遊離脂肪酸( free fatty acids, FFA)を, 45℃で触媒を用いた縮合により選択的かつ化学量論的に損失なく脂肪酸N,N -ジメチルアミド(fatty acid N,N-dimethylamides, FADMA)に誘導体化した。更に,その反応液に含まれるエステル型脂肪酸(esterified fatty acids, eFA)を37℃でそのまま直接,脂肪酸メチルエステル(fatty acid methyl esters, FAME)に変換した。その1本の試験管で調製された FADMAとFAMEの混合物をガスクロマトグラフ( gas chromatograph, GC)のキャピラリーカラムに注入した。 FFAとeFAが相互に混入することはなく,本法により得たGCデータと ・・・・(以下pdf参照) |
原題 |
Simultaneous Determination of Free Fatty Acids and Esterified Fatty Acids in Rice Oil by Gas Chromatography |
研究期間 |
令和2年4月~令和3年3月 |
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キーワード
- N -ジメチルアミド
- ガスクロマトグラフィー
- 米油
- 脂肪酸N
- 遊離脂肪酸