TOP 研究成果 グルコース消費を指標とした信号累積型イオン感応性電界効果トランジスタ(SA-ISFET)センサーを用いた大腸菌検出法の検討

研究成果

グルコース消費を指標とした信号累積型イオン感応性電界効果トランジスタ(SA-ISFET)センサーを用いた大腸菌検出法の検討

  • バイオ・食品・醸造
  • 技術ノート
担当者
バイオ系チーム
泊 直宏
京都バイオ計測センター
山本 佳宏
概要

信号累積型イオン感応性電界効果トランジスタ(SA-ISFET)センサーは,微小なプロトン変化を検出することが可能なセンサーであり,酵素反応前後で生じるプロトンの増減を検出することにより,リアルタイム,ノンラベルで酵素アッセイに利用することができる。 我々はこれまで,SA-ISFETセンサーを用いて様々な酵素反応の測定アプリケーション,さらには食品中に含まれる成分の定量や抗原抗体反応の計測など,酵素反応検出を応用した測定法を開発してきた。本研究では,微生物のグルコース代謝に起因する出力を計測する方法について大腸菌をモデルとして検討を行い,1mLあたり107CFUオーダーの大腸菌を検出することができた。・・・・(以下pdf参照)

研究期間

令和2年4月~令和3年3月

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キーワード

  • ISFET
  • バイオセンサー
  • 微生物
  • 酵素活性

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