京都陶磁器業界における坏土課題に対する原料調製の研究
- 技術ノート
- 陶磁器・ファインセラミックス
担当者 |
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概要 |
現在,全国的に窯業原料に関する枯渇化や供給の停止,品質の不安定化等が問題となっている。京都陶磁器業界でも例外ではなく,原料である陶土の製造企業が廃業する事態が起きている。地域における持続可能な陶磁器製造に向け,原料の確保と品質管理は重要課題となっていることから,地場で使用されている坏土の基礎データならびに代替に向けた技術の構築は必要不可欠と言える。 今回我々は,廃業した企業の陶土について,化学成分分析を行い,その結果を基に入手可能な粘土原料を選定し,長石や珪石を加え,試作坏土の検討を行った。試作坏土の評価については,前報で報告した物性値を基に比較を行い,廃業した企業の坏土に近い物性値を得ることができた。・・・・(以下pdf参照) |
研究期間 |
令和2年4月~令和3年3月 |
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キーワード
- 坏土
- 焼成収縮
- 熱膨張係数
- 釉薬
- 陶磁器