TOP 研究成果 摩擦測定による光劣化低密度ポリエチレンの表面特性評価

研究成果

摩擦測定による光劣化低密度ポリエチレンの表面特性評価

  • 研究抄録
  • 製織・DX
担当者
金沢大学
五十嵐 敏郎、大野 蒼一郎、比江嶋 祐介、新田 晃平
製織システムチーム
小田 明佳、廣澤 覚
概要

光劣化によって起こる低密度ポリエチレンの表面損傷を評価するために摩擦測定を行った。光劣化プロセスの初期段階において,紫外線照射時間とともに摩擦係数の平均値と平均偏差は増加し,表面粗さは大きくなることが示唆されたが,一方,機械特性は本質的に変化がなかった。劣化の次の段階である延性-脆性ステージでは,摩擦係数の平均値はほぼ一定を維持したまま,平均偏差はかなりの減少を示し,表面がより均質になっていることを示唆している。延性-脆性ステージを越えると,摩擦係数の平均値も平均偏差も照射時間とともに徐々に増加し,表面亀裂・・・・(以下pdf参照)

原題

Surface damage characterization of photodegraded low-density polyethylene by means of friction measurements

研究期間

平成31年4月~令和2年3月

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キーワード

  • 低密度ポリエチレン
  • 光劣化
  • 摩擦測定