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研究成果

漆塗膜の感性評価と光反射特性の関係

  • 塗装・漆工
  • 研究抄録
担当者
畿央大学
李 沅貞
長野大学
田中 法博、望月 宏祐
研究フェロー
大藪 泰
概要

漆の代表的な色である黒漆について,感性評価情報「人間が感じる視覚的質感」と物理的な情報「定量的な反射特性」を対応させ,漆の感性評価がどのような物理的な情報に依存しているのかを検討した。 試料として,艶消し~半艶塗りたて仕上げとする黒棗を,3種の塗料(漆,比較対象としてカシュー樹脂塗料とウレタン樹脂塗料)を用い,2通りの塗装工程(刷毛塗り工程と吹き付け工程)により計6種を作成した。視覚的質感の主観的な評価に関わる被験者として,漆工芸専門家,漆工芸を学んでいる人,その他の各30人の3つの群とした。一方,物理的な・・・・(以下pdf参照)

研究期間

平成31年4月~令和2年3月

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キーワード

  • 光反射特性
  • 心理量
  • 感性評価
  • 漆塗膜
  • 物理量