TOP 研究成果 インバー組成範囲のFe-Ni合金めっき膜の熱膨張及び機械的特性

研究成果

インバー組成範囲のFe-Ni合金めっき膜の熱膨張及び機械的特性

  • 研究抄録
  • 表面処理
担当者
表面処理チーム
永山 富男、山本 貴代、中村 俊博
概要

サッカリンを添加しためっき浴から,少量の硫黄S(約0.02mass%)を含有するインバーFe-36~40mass%Ni合金めっき膜を作製した。めっきしたままのインバーFe-Ni合金めっき膜の線膨張係数(CTE)は,約9~11ppm/℃であり,溶解鋳造法で作製したインバーFe-Ni合金のCTE値よりも大きな値を示した。400~500℃の熱処理後,それらのCTEは約5ppm/℃に急激に低下した。さらに,600℃の熱処理により,めっき膜のCTE値は2~4ppm/℃に達した。・・・・(以下pdf本文を参照)

原題

Thermal expansions and mechanical properties of electrodeposited Fe‒Ni alloys in the Invar composition range

研究期間

平成28年4月~平成29年3月

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キーワード

  • Fe-Ni合金めっき
  • インバー電鋳
  • 低熱膨張めっき

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