鉄-ニッケル合金電鋳プロセスによる3次元微細構造体の作製-サッカリン濃度の影響-
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担当者 |
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概要 |
鉄-ニッケル(以下,Fe-Ni)合金めっきとフォトリソグラフィーを組み合わせた微細構造体作製技術により,高透磁率特性や低熱膨張特性を有する次世代MEMS金属部材の製造が可能となる。これらFe-Ni合金のMEMS構造体が所望の特性を発現するためには,高精度な3次元形状と厳密な組成制御が要求される。特に,Fe-Ni合金めっき皮膜は内部応力が大きいため,一般に,添加剤にサッカリンを用いて,めっき膜の応力を減少させることが必要とされている。しかし,応力減少剤としてのサッカリンがFe-Ni合金構造体の組成及び3次元形状に及ぼす影響についてはこれまで報告されていない。そこで本研究では,低熱膨張Fe-Ni合金構造体の組成及び3次元形状の均質性に及ぼすサッカリンの影響ついて検討した。サッカリン無添加の・・・(以下pdf本文を参照) |
原題 |
Fabrication of the three-dimensional micro structure by Fe-Ni alloy electroforming process -Effect of saccharin concentration |
研究期間 |
平成27年4月~平成28年3月 |
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キーワード
- Fe-Ni合金めっき
- インバー電鋳
- 低熱膨張めっき