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研究成果

ガスクロマトグラフィを用いた有機酸分析方法の開発

  • バイオ・食品・醸造
  • 研究抄録
担当者
バイオ系チーム
高阪 千尋、廣岡 青央、山本 佳宏
京都府立大学大学院生命環境科学研究科
市原 謙一
概要

清酒に含まれる有機酸は,通常,リンゴ酸,乳酸,コハク酸が大部分を占めている。一般的に行われている分析方法としては,高速液体クロマトグラフィ(HPLC)による一斉分析法や酵素による個別定量法が主流である。HPLCによる分析法は分離や検出感度,前処理にコストがかかる点などに問題があり,また,酵素法は検体中の有機酸を一斉に分析するには適さない。 上述の問題点を改善し,検体中の有機酸を一斉に分析できる方法として,ガスクロマトグラフィ(GC)の利用を考えた。ただし,有機酸のような不揮発性物質を分析する場合は,揮発性誘導体に変換する必要がある。そこで,GCを用いて簡便,迅速に多種類の有機酸を定量できる分析方法の検討を行った。・・・(以下pdf本文を参照)

研究期間

平成27年4月~平成28年3月

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キーワード

  • GC
  • ガスクロマトグラフィ
  • 有機酸
  • 清酒