放電プラズマ焼結法を利用した水素分析用標準試料の作製 ―GD-OESにおける水素分析技術の確立(第5報)―
- 研究論文
- 金属
担当者 |
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概要 |
本研究は,グロー放電発光分光分析法における水素分析技術の確立を目的としている。 本年度は,水素吸蔵合金の分析に必要となる数万ppmの水素量を定量分析できるような水素分析用標準試料の作製を目的として,放電プラズマ焼結法を用いたTi/TiH2焼結体の作製方法について検討した。 Ti/TiH2焼結体の密度及び水素量へ及ぼす焼結温度の影響について検討した結果,本検討において緻密な焼結体を得られる焼結温度は900℃であった。また,水素分布測定を行った結果,焼結体の水素量は8000ppm前後と見積もられ,焼結体中の水素は深さ方向に均一に分布していることがわかった。 |
研究期間 |
平成27年4月~平成28年3月 |
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キーワード
- GD-OES
- グロー放電発光分光分析
- 水素分布
- 水素分析
- 焼結