水溶液標準試料を用いたレーザーアブレーション/ICP発光分析法 による銅合金分析
- 技術ノート
- 金属
担当者 |
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概要 |
固体試料直接分析法の一つとしてレーザーアブレーション/ICP発光分析法(質量分析法)が注目されているが,市販されている固体標準物質が少ないことが本法の普及の課題となっている。そこで,水溶液標準試料を用いて検量線を作成し,その検量線を用いて固体試料の直接定量について検討を行った。その結果,同一箇所を複数回アブレーションすることで,研磨などによる表面濃化の影響を回避でき,微量成分だけでなく,主成分も含めたオーダー分析法として利用できる可能性があることが分かった。 |
研究期間 |
平成26年4月~平成27年3月 |
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キーワード
- ICP発光分析法
- レーザーアブレーション
- 銅合金