ヘッドスペース法を利用した食品品質管理法の開発
- バイオ・食品・醸造
- 研究報告
担当者 |
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概要 |
食用魚などの鮮度判定に従来より用いられている方法は結果の判定に24時間以上要し,品質管理に利用することは現実的ではない。そこで,迅速で簡便な食品の品質管理方法の構築を目的とし,食品の周囲の気体を希薄成分濃縮機材にて採取し,ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)で分析を行った。今回,魚試料4種類から揮発する微量成分の経時変化を測定した結果, 15種類の推定される化合物において変化を見出すことができた。今後,さらにこの中から鮮度の指標となる化合物を選抜することで,より短時間で結果の判定が可能な品質管理方法を確立できると考えられる。 |
研究期間 |
平成25年4月~平成26年3月 |
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キーワード
- GC
- ガスクロマトグラフィー
- ヘッドスペース法