染色セルロースナノファイバー(CNF)による熱可塑性樹脂複合材料の作製
- プラスチック
 - 研究報告
 
| 担当者 | 
																									
 
 
  | 
										
|---|---|
| 概要 | 
																									 セルロースナノファイバー(CNF)を樹脂と複合化した高強度材料の開発が世界的に進められている。CNFを染色し,現在の顔料等による着色とは異なる色合い(色彩・色相)を持つ,物性強化と材料着色を同時実現する複合材料の開発を目的として研究を行った。 CNFの染色は,通常綿等に対して使用する反応染料を用いて行い,鮮やかに染色されたCNF水分散液が得られ,通常の綿繊維より染着量が多く濃色に染まることが分かった。また,熱可塑性樹脂との複合材料を作製した場合においても,CNFの染色性は維持されることが分かった。色表現については,染色CNF同士,または染色CNF/熱可塑性樹脂同士の混合により容易に任意の色相の表現が可能であることが分かった。  | 
										
| 研究期間 | 
												 平成25年4月~平成26年3月  | 
										
資料ダウンロード
キーワード
- セルロースナノファイバー
 - 反応染料
 - 材料着色
 - 染料
 - 染色加工