R-M(M=Y, ; M=Co, Ni)2元系合金の水素吸蔵容量 金属中の水素分析研究 (第16報)
- 研究報告
- 金属
担当者 |
|
---|---|
概要 |
水素吸蔵合金は①水素吸蔵容量,②吸蔵放出速度,②吸蔵放出の可逆性の3側面が重要である。当研究所における一連の「金属中の水素分析研究」ではこの3側面をそれぞれ電子の空席状態数,エネルギーのゆらぎ,凝集エネルギーという3つの尺度を使って解明することを試みた。本報告では希土類金属R(Y(イットリウム))と遷移金属 M(Co, Ni)によって構成される2元系合金について,最大水素吸蔵容量をジーベルツ法により測定した。その結果,水素吸蔵容量はR-M系においてMの組成が増えるに連れほぼ比例して減少し,電子の空席状態数に対応することがわかった。 |
研究期間 |
(記載なし) |
資料ダウンロード
キーワード
- エネルギーのゆらぎ
- 凝集エネルギー
- 電子の空席状態数
- 電子流結合