天然染料を用いたインクジェット捺染
- 研究報告
- 染色加工
担当者 |
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概要 |
近年,地場の繊維産業において小ロット対応,QRが求められており,インクジェット捺染はこれらに対応できる技術として期待されている。一方,安価な中国製品との差別化を図るために,機能性もしくは感性工学に基づく高付加価値製品が求められている。その1つとして天然染料による繊維製品があり,近年の環境に対する消費者の関心の高まりから,高級繊維製品として人気を博している。本事業においては,インクジェット捺染のもつ小ロット対応,QR生産の強みと天然染料がもつ付加価値を融合することにより,天然染料を用いた新たな染色技術を生み出すことを目的とし,染料インクおよび媒染インクの調製方法の検討,表現できる色域を調査した。 |
研究期間 |
平成22年4月~平成25年3月 |
キーワード
- インクジェット捺染
- デジタル捺染
- 天然染料
- 捺染
- 染色
- 繊維加工
- 草木染