セラミックス成形助剤としてのセルロースナノファイバーの脱脂性評価
- 技術ノート
- 陶磁器・ファインセラミックス
担当者 |
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概要 |
セラミックスの製造工程において、脱脂工程は不可欠なプロセスだが、長時間かつ大きなエネルギーを要することや、二酸化炭素が排出されるなどの課題を有する。バイオマス原料であるTEMPO酸化セルロースナノファイバー(TOCN)は、新たなセラミックス成形用バインダーとして期待されおり、この新規バインダーを用いた脱脂工程の効率化のための基礎的データを構築することを目的として熱分析を行った。TG-DTA 測定の結果、各TOCN の発熱反応や重量減少挙動は異なり、脱脂工程の加熱パターンは各成分に合わせて最適化する必要があることが示唆された。 |
発行年度 |
2024年度発行 |
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キーワード
- 脱脂
- 熱分析
- TG-DTA
- セラミックス
- セルロースナノファイバー
- バインダー