「京都酵母」ブランド構築事業～地域酵母による日本酒のブランド力向上に向けた取組と海外展開を見据えた日本酒製品の評価に関する調査～
- デザイン
- バイオ・食品・醸造
- 調査
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| 概要 |
地方独立行政法人京都市産業技術研究所（以下、京都市産技研という）では、日本酒造りに使う5種類の「京都酵母」を開発し、「京都酵母」から製造される多様な日本酒をプロモーションすることにより京都地域の日本酒のブランド力強化を目指す取組を実施している。本取組では、従来の精米歩合（ランク）を重視する価値観から脱却し、日本酒を香味の多様性（スタイル）で選ぶという価値観を普及し、新たな日本酒の価値を提案している。令和2～4年度は、ブランドコンセプト開発、ロゴマークの作成、海外展開を見据えた日本酒とそのパッケージの試作とアンケート調査を行い、さらに京都酵母飲み比べセットの商品開発とプロモーション活動を実施した。本ブランド構築事業で実施した一連の取組の結果、セット商品を購入した消費者へのアンケートではその90%以上が京都酵母のブランドコンセプトに共感すると回答した。またSNS上で消費者自らが京都酵母について言及した件数はブランド構築前の令和元年度は20件だったのに対し、令和4年度は734件となり、京都酵母のブランド構築に寄与したことが確認できた。 |
| 発行年度 |
2023年度発行 |
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キーワード
- SAKE
- ブランディング
- 地域資源
- 清酒
- 製品開発
