市域内染色関連企業を対象とする調査研究
- 染色加工
- 調査
担当者 |
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概要 |
絹の染色に使用される染料は酸性染料、直接染料、反応染料などが一般的に用いられるが、同じ染料種でも色ごとに特性が異なり、しかも染色技法によって使用に適した染料が異なる。加えて染料は単色ではなく、複数の染料が組み合わされた配合品も存在し、市域染工場では長年の経験と勘によりこれらの染料を調整し、色合わせすることで顧客の要望に沿った色目を実現している。そのような状況下、染料の廃版が増えており染工場では代替染料の使用に苦慮している。代替染料は色味が異なるだけでなく、染め足や馬力と表現される染色時の色の載り方の違いにも影響しており、場合によってはこれまで表現できていた色目が難しい、または再現できないケースもあるという。本調査では、市域染工場での染料に関する課題を抽出し、得られた技術的課題に対するアプローチを行った。 |
発行年度 |
2023年度発行 |
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キーワード
- 堅ろう度
- 酸性染料
- 染料
- 染色
- 絹