LC-MSを使用した飲料中のプリン体分析
- バイオ・食品・醸造
- 技術ノート
担当者 |
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概要 |
近年、酒類業界では「プリン体ゼロ」のビールや日本酒、ノンアルコール飲料の開発が盛んになっており、低濃度領域でのプリン体分析が必要となっている。そこで、液体クロマトグラフ-質量分析装置(LC-MS)を用いて、飲料中のプリン体濃度の高感度分析方法を検討したところ、4種類のプリン塩基について10-100 ppbの間で良好な検量線を作成することができた。その後、実際に市内クラフトビール製造者の製品開発にて本法を活用することで、プリン体濃度を100 mlあたり0.5 mg未満まで低減したビールテイスト飲料の開発に寄与することができた。 |
発行年度 |
2023年度発行 |
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キーワード
- ビール
- プリン体
- ノンアルコール飲料
- LC-MS
- 日本酒