TOP 研究成果 セルロースナノファイバーとタルクの併用によるバイオポリエチレンの性能強化

研究成果

セルロースナノファイバーとタルクの併用によるバイオポリエチレンの性能強化

  • 技術ノート
  • プラスチック
担当者
高分子系チーム
野口 広貴
 高分子系チーム
仙波 健、伊藤 彰浩
京都大学
矢野 浩之
概要

セルロースナノファイバー(CNF)は、あらゆる植物中に存在する高強度な天然のナノ繊維であり、近年では樹脂強化フィラーとしての展開が期待されている。本研究ではCNFと一般的な樹脂強化フィラーであるタルクを併用することでバイオポリエチレン(バイオPE)の強化を目指した。バイオPEへのCNF及びタルクの複合化は、アセチル変性パルプ(Ac-NUKP)と樹脂を溶融混練し、混練工程中でAc-NUKPが解繊されCNF化することを特徴とする京都プロセスRに基づいて実施した。複合樹脂組成は、セルロースを10wt%、タルクを5~15wt% ・・・・(以下pdf参照)

研究期間

令和3年4月~令和4年3月

資料ダウンロード

キーワード

  • バイオポリエチレ
  • CNF
  • セルロースナノファイバー
  • バイオPE