TOP 研究成果 熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法による漆塗膜の検出限界の検討

研究成果

熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法による漆塗膜の検出限界の検討

  • 技術ノート
  • 塗装・漆工
担当者
工芸・漆チーム
池永 誠、橘 洋一
概要

現在、文化財の塗膜の分析には熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法(Py-GC/MS)が主流であり、文化財が作製された時に使用していた材料を検討する上で非常に重要なツールとなっている。しかし、破壊分析である本手法は、分析に使用したサンプルが消失するため、貴重な文化財においては、可能な限り少量のサンプルで、かつ、多くの情報を得られる分析が求められる。一方、サンプルの量が極端に少ない場合には、装置の検出限界以下となってしまう。そこで、本研究では、文化財の塗膜によく用いられる漆塗膜のPy-GC/MS ・・・・(以下pdf参照)

研究期間

令和3年4月~令和4年3月

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キーワード

  • 熱分解ガスクロ
  • 塗膜
  • 文化財