紺野祥岐(こんの よしき)
入所年 | 2015年 |
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得意技術 |
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概要 | 金属表面にできる酸化皮膜(錆の膜)は、材料の機能を左右する重要な要素です。陽極酸化はこの酸化皮膜を形成する処理です。アルミ製品のアルマイト処理として工業的に用いられています。 私は鉄系の陽極酸化とめっき技術を融合し、ナノテクやエネルギー分野等の新たな領域に展開できる様々な機能を持つ皮膜の生成を研究しています。また酸化皮膜の専門家として、鉄の黒染処理や錆等、金属の酸化に関する技術相談も行っております。 |
一言 | 陽極酸化は古い技術ですが、鉄をはじめとした遷移金属への陽極酸化が報告されるなど、まだまだ発展の可能性のある技術ですので、研究活動を通じ、陽極酸化の新たな領域を拓いて行きたいと考えております。 |
研究報告(京都市産業技術研究所) |
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研究論文 |
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