- お知らせ
令和6年度 評価技術講習会を実施します。
-見て学ぶ材料分析の基礎-
(地独)京都市産業技術研究所では、地域の特色をいかした産学官連携拠点である京都バイオ計測センターと連携して、地域企業の技術者や大学の研究者などが材料分析の基礎を学べる講習会を開催します。
令和6年度は、「材料組成分析」や「材料物性評価」、「微量分析」など、幅広い分野で活用できる評価技術を取り上げます。ものづくり企業の技術者や大学の研究者をはじめ、起業前の方やスタートアップの方も、この機会に是非御参加ください。
1 開催日程及び講習内容(全10回)
回 | 日時 | シリーズ | 講義及び実習 | |
---|---|---|---|---|
1 | 令和 6年6月26日(水) | 材料組成分析 | 走査電子顕微鏡観察 | 表面観察、元素分析 |
2 | 7月24日(水) | 蛍光X線分析法 | 各種材料の無機成分分析(Fe、Niなど) | |
3 | 8月 | グロー放電発光分析法 | 深さ方向の元素分布測定 | |
4 | 9月 | 微小部蛍光X線膜厚測定 | 金属及び非金属素材上のめっき厚さ測定 | |
5 | 10月 | 材料物性評価 | KES(風合いの測定) | 各種材料の風合い(材質感や冷温感など)測定 |
6 | 11月 | 熱分析(TG-DTA、TMA)法 | 材料の熱特性の測定 | |
7 | 12月 | 薄膜ストレス測定 | 薄膜のストレス(応力)測定 | |
8 | 令和 7年1月 | フラッシュ法熱測定 | 熱拡散率・熱伝導率測定 | |
9 | 2月 | 微量分析 | イオンクロマトグラフ(IC)法 | 水溶液中の陰イオン成分の測定 |
10 | 3月 | ICP発光分析法、 | 水溶液中の微量金属成分の測定 |
※ 「測定データの見方」など基礎的な事例の紹介や、開発事例について講義及び実習(デモ測定)により解説します。また、講義はハイブリッド形式(Zoom)で実施します。。
※ 各講習会の日時などの詳細は、決定次第、(地独)京都産業技術研究所ホームページ内「評価技術講習会」ページに掲載します。また、メールマガジンでも御案内します。
2 対象者 ・企業技術者、大学の研究者など機器を用いた材料分析法を基礎から学びたい方
・分析は外部委託しているが、測定原理から学びたい方
・測定経験はあるが、前処理及び測定法などを再確認したい方 など
3 会場 (地独)京都市産業技術研究所
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91番地 KRP9号館南棟
※講義のみハイブリッド形式(Zoom)
4 講師 (地独)京都市産業技術研究所 研究員など
5 参加費 無料
6 実施方法 対面形式(講義及び実習)及びZoomによるWeb形式(講義のみ)
7 定員 ・講義及び実習(対面形式):5 ~ 10名
・講義のみ(Zoom):50名程度
※対面形式は1社1名
※応募多数の場合は抽選
8 申込方法 評価技術講習会ページの参加申込フォームからお申込みください。
※講習会毎の申込期間・定員などはホームページで随時お知らせします。
9 問合せ先 (地独)京都市産業技術研究所
担当:製品化・人材育成支援グループ 南・島村、経営企画室 岡野
TEL:075-326-6100(代)、E-mail:kikiseminar@tc-kyoto.or.jp
評価技術講習会ページ:https://tc-kyoto.or.jp/hyokagijutukoshu/
<参考 「材料分析」で、こんなことがわかります!>