修了生の声
岡田 優
平成27年度、令和3年度修了
実際に受講して特に良いと感じた事は、過去の多くの実験資料がある事で、それらを踏まえた講師の先生の的確なアドバイスにより、個人では到底不可能な、無駄の無い効率的な多くのテストができた事です。
また、自工房なら現在の釉薬の修正、調整からスタートする事が多いですが、今迄の蓄積のもと、全く違うアプローチからの方法も提示いただき、他の釉薬の調整にも活用できるようになりました。
清水 宏章
じっくり釉薬の研究をする時間を確保したくて本コースを受講しました。
受講して良かったことは、やはり専門の先生についていただけるという事だと思います。一人で研究しているのでは思いつかなかった切り口から提案をしていただけ、それにより釉薬についての知識をさらに深める事ができたと思います。
研修について
陶磁器製造を営む中小企業の事業主又はその従業員を対象に、釉薬という分野に特化し、月1回の割合で火曜日の午後を利用して実習を行う研修です。
研修の初めに、1年間で取り組む釉薬テーマを伺い、産技研がこれまでに蓄積してきた釉薬技術を活用しながら、ご希望の釉薬作製に向けた実験をご提案し、実習していただくカリキュラムになっています。
実習では、施釉する素地のテストピース作製、釉薬調合、施釉の各作業を行っていただきます。得られた釉薬のテストピースは各自お持ち帰りいただけますので、今後の製品化にお役立ていただける内容となっています。
ポイント
- ご希望の釉薬作製のための実験を行うことができます。
- 産技研のテストピースを活かした実験手法の検討ができます。
- 作製した釉薬テストピースはお持ち帰りいただけます。
開催時期 |
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研修講師 | 陶磁器業界の専門技術者(京都市産業技術研究所 名誉研究フェロー) |
研修場所 | 当研究所 |
資格要件 | 資格要件 次のいずれかの要件を満たされている方
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募集定員 | 8名程度 |
受講料 | 45,000円(予定) |
募集期間 | 2月上旬~中旬 |
受講者の決定 | 作文 |
お問い合わせ
製品化・人材育成支援グループ 担当:鈴木、岡崎