伝統工芸品鑑賞の”コツ”の科学 ~感性工学を活用した製品評価手法の研究~
- デザイン
- 技術ノート
担当者 |
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概要 |
本研究では,伝統的工芸品を鑑賞する"コツ"について,黒色無地の樂焼抹茶碗を対象に熟練者の観察方略を調査した結果,周辺視野の広さと眼球運動(注視部位)について,初心者及び中級者とは異なる特徴が明らかとなった。分析の結果,熟練者は有効視野が広く,注視点を動かす回数が少なく,茶碗中央の胴部に眼球が停留する傾向が見られるなど,黒樂抹茶碗の感性的な鑑賞方略において特徴的な視覚行動が確認できた。 |
研究期間 |
平成27年4月~平成28年3月 |
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キーワード
- 伝統工芸
- 伝統産業
- 感性工学
- 茶道