セルロースナノファイバー強化ポリ塩化ビニルの特性
- 技術ノート
- プラスチック
担当者 |
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概要 |
アセチル(Ac)化パルプとポリ塩化ビニル(PVC)を溶融混練することによりCNF強化PVC複合材料を得た。相容化剤添加の有無により、PVC内のAc化パルプの分散状態は大きく変化した。相容化剤を添加した複合材料では、Ac化パルプが解繊されることによりCNF化され、その繊維長も維持されていた。一方、相容化剤を添加していない複合材料では、CNF化が促進されなかった。相容化剤を添加した複合材料では、非強化PVCに対して、曲げ弾性率が1.7倍、ビカット軟化点が30℃以上向上、線熱膨張係数は1/2以下の優れた特性を示した ・・・・(以下pdf参照) |
研究期間 |
令和3年4月~令和4年3月 |
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キーワード
- セルロースナノファイバー
- ビカット軟化温度
- ポリ塩化ビニル
- 線熱膨張係数
- 難燃性