- イベント
京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ
2026 新春講演会
2026産技研UC新春講演会
2050年の京都のビジョンを描く
~未来を担う若き挑戦者たちからのメッセージ~
日時:2026年1月28日(水)14:30~18:30(受付14:00~)
場所:京都リサーチパーク 西地区4号館 地下1階 バズホール
(〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町 93 番地)
京都リサーチパークエリアマップ
プログラム:
14:00~
受付開始
14:30~17:00
挨拶・パネルディスカッション
■パネリスト 華道家・写真家 池坊 専宗 氏
月桂冠株式会社 代表取締役副社長 大倉 泰治 氏
株式会社堀場製作所 取締役 堀場 弾 氏
■モデレーター 京都大学総合博物館 准教授 塩瀬 隆之 氏
17:15~18:30
交流会
定員:200名
参加費:無料
※交流会(定員80名)に参加される場合は、当日に交流会費として3,000円(現金のみ)お支払いいただきます。
申込方法:令和8年1月21日(金)までに参加申込フォームからお申し込みください。
概要:
京都市産業技術研究所の設立団体である京都市においては「永久に新しい文化都市として平和のもとでの自由な世界文化交流の中心を担っていく」という理想にいま一度立ち返り、今後四半世紀(2026~2050年)の在り方を展望する「京都基本構想」を2025年中に策定することとしています。また、京都市産業技術研究所においても「第4期中期目標」(2026~2029年度までの目標)に基づき「第4期中期計画」の策定に取り組んでいます。
こうした新たな構想や計画がスタートする節目の2026年に、文化・伝統・先進をキーワードに、京都を拠点に第一線で活躍する若き挑戦者をパネリストに迎え、目指すべき2050年の京都の未来を展望することで、新たな文化や産業のビジョンをともに描き、その実現に向けて今何をすべきかを語り合うパネルディスカッションを開催します。
若きパネリストたちが描く未来の京都のビジョンや考え方を共有することで、異なる視点や発想が交わり生まれる未来志向の価値創出を考える機会となれば幸いです。幅広い世代のご参加をお願いするとともに、是非、次代を担う若い方々にこの対話の中に入っていただき、未来に向けた挑戦をともに考えましょう。
<パネリスト プロフィール>
華道家・写真家 池坊 専宗 氏
1992年、華道家元池坊 次期家元池坊専好の長男として京都に生まれる。
慶應大学理工学部入学後、東京大学法学部入学。東京大学卒業時に成績優秀として「卓越」受賞。東京日本橋三越本店・京都高島屋などでいけばなを多数出瓶し、EXPO2025 大阪・関西万博において落合陽一氏プロデュースのパビリオン「null2」の茶室に、184日間の移ろう花を生ける。
自分のいけばなを撮影し写真としても表現。京都現代写真作家展新鋭賞受賞。講座「いけばなの補助線」やデモンストレーション、メディア出演や文筆など様々な形で、花を生ける意味を伝え続けている。信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」。
月桂冠株式会社 代表取締役副社長 大倉 泰治 氏
1989年生まれ、京都府出身。2013年京都大学経済学部経済学科を卒業後、みずほ銀行にて中小法人営業、みずほ証券にて消費財セクターを中心に投資銀行業務に携わる。2019年に家業の月桂冠株式会社へ入社後は、マーケティング部門の責任者を務めた後、代表取締役副社長に就任(現任)。月桂冠のフラッグシップラインである「鳳麟」のリブランディング、サイエンスを前面に押し出したイノベーティブな酒造りに取り組む「Gekkeikan Studio」プロジェクトの立ち上げや、子会社である松山酒造の新たな地酒ブランド「十石」立ち上げなどを実施してきた。
株式会社堀場製作所 取締役 堀場 弾 氏
1980年生まれ、京都府出身。2004年京都産業大学経済学部卒業後、株式会社堀場製作所に入社。2008年に米国法人のホリバ・インスツルメンツ社へ。2012年より同社の社長補佐を務めながら2014年6月カリフォルニア大学アーバイン校経営大学院(Executive MBA)修了。その後、国内外で子会社の社長を歴任し、現在は半導体事業を牽引する子会社(堀場エステック)の経営責任を担う。HORIBAグループのビジョン策定や中長期経営計画の策定などにも携わってきた。
<モデレーター プロフィール>
京都大学総合博物館 准教授 塩瀬 隆之 氏
京都大学大学院工学研究科修了。機械学習による熟練技能継承支援システムの研究で工学博士。ATR知能ロボティクス研究所客員研究員など併任。2012年7月より経済産業省産業技術政策課 課長補佐(技術戦略)。2014年7月京都大学総合博物館准教授に復職。平成30年より現在 経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員、若手ワーキング座長、2025 大阪・関西万博日本館基本構想有識者委員会座長。著書に『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』(学芸出版社、2020)、『未来を変える 偉人の言葉』(新星出版社、2021)ほか。
主催:京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ
協力:京都リサーチパーク株式会社
問い合わせ先:
地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 知恵産業融合センター(担当:市川・荒木)
TEL : 075-326-6100 / MAIL : sangiken-uc@tc-kyoto.or.jp