地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
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研究成果

薄膜旋回分散法により作製した生漆及びそのクロメについて

技術ノート 高分子系
担当者 高分子系チーム  橘 洋一
研究開始時期及び
終了時期
平成31年4月~令和2年3月
要旨  漆は,古来より使われてきた天然樹脂塗料であり,我々に非常になじみ深いものである。現在に至るまで,高品質な漆の開発を目的として,生漆(ウルシノキから採取した樹液を濾過したもの)の精製技術が種々検討されてきた。本研究では,生漆に約25%含まれる水分に着目し,薄膜旋回分散法を用いて分散を行い,漆液の乾燥時間に対する分散の効果,得られる漆塗膜の物性について検討した。加えて,得られた薄膜旋回分散生漆のクロメ(熱を加えながら攪拌していく工程)について検討を行った。生漆の分散の結果,分散における周速・処理時間を調整すること・・・・(以下pdf参照)
まとめ  本研究においては,漆中における水系粒子の分散に着目し,薄膜旋回分散法を用いて,新規精製生漆を開発した。分散条件を検討することで,精製生漆と得られる漆塗膜物性との相関関係を明らかにした。水分量が生漆と同じであるにも関わらず,高光沢・高透明度を有する塗膜を得ることが出来た。また,薄膜旋回分散後の生漆を用い,クロメの工程を行うことで薄膜旋回分散クロメ漆について検討した。乾燥時間,光沢及びヘーズの測定結果から,周速15 m/sで300 s分散を行う条件が最も良いことがわかった。本手法により,短時間で,かつ,ロット間による品質のば・・・・(以下pdf参照)
研究種別 技術ノート
備考  

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