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京都バイオ計測センターシンポジウム
「ヘルスケアを支えるバイオ計測―日本版NIHへの提言」(11/7開催)
~終了しました~

2014年5月「健康・医療戦略推進法案及び独立行政法人日本医療研究開発機構法案」が国会で成立し、国民の「健康寿命」の延伸に向けて、いよいよ「ヘルスケア」の研究開発が本格化します。この機構は、日本では初めての文部科学省、厚生労働省と経済産業省の3省の枠を横断する期待の研究機関となります。少子・高齢化の進展と生活習慣病の増加を背景に生活、医療の質の向上や病気の予防と未病の早期把握、更には環境浄化を含む健康の管理と維持など、多岐にわたる研究の包括的理解と解析が必要になってきています。これらを支えるためには、分析機器の開発とそれらから得られるビッグデータの解析が重要になってきます。
この社会的要請に対応できる施設として、また、京都市のライフサイエンス分野の産業政策、都市戦略である「京都バイオシティ構想」の次期計画として、現在検討されている「京都市ライフイノベーション推進戦略(仮称)」におきましても、「京都バイオ計測センター」は「ヘルスケア」研究の中核を担うセンターとなります。この意向に先行し、昨年度のビッグデータ解析のシンポジウムとの連携企画として、今回標記のシンポジウムを開催いたします。

~申込受付を終了いたしました~

 ■日 時:2014年11月7日(金)13:00~17:45(懇親会18:15~)

■場 所:京都リサーチパーク・サイエンスホール
(懇親会:ASTEM 10階ブラウジングスペース)

■参加費:無料(懇親会ご参加の場合:一般2000円/学生500円別途必要です。)

■対象者:大学、企業、官公庁関連の方(お名刺をご持参ください。)

■定 員:100名(先着順)

■プログラム:
13:00~ 開会挨拶

13:05~
「ヘルスケアの基盤となるバイオ計測―日本版NIHへの京都バイオ計測センターの貢献」
京都大学大学院農学研究科 教授/バイオ計測プロジェクト プロジェクト長 植田充美氏

13:30~
「プロテオーム解析と分子ディスプレイ技術に基づく感染症制御の新展開」
兵庫医療大学 共通教育センター 准教授 芝崎 誠司氏
京都大学大学院 農学研究科応用生命科学専攻 生体高分子化学分野 助教 森坂 裕信氏

14:05~
「食品の健康機能性研究とメタボローム解析」
京都大学大学院 農学研究科食品生物科学専攻 食品分子機能学分野 教授 河田 照雄氏

14:40~
「バイオ医薬・診断薬開発に向けた魚類バイオテクノロジー研究」
三重大学大学院 生物資源学研究科 教授 田丸 浩氏

15:15~ 休憩

15:25~
「メタボローム解析におけるビッグデータ」
公益財団法人かずさDNA研究所 バイオ研究開発部 部長/バイオ共同研究開発センター長 柴田 大輔氏

16:00~
「生体とのマルチスケールインタフェースとしてのマイクロマシン」
立命館大学 理工学部 教授/バイオメディカルデバイス研究センター長 小西 聡氏

16:35~
「ビッグデータを活用したデジタルヘルスケアに向けた開発・標準化」
シャープ株式会社 新規事業推進本部 健康医療事業推進センター 第二技術部 和辻 徹氏

17:10~
「人間を支援する実用的なロボットシステムの開発」
東京理科大学 工学部 教授 小林 宏氏

■主 催:京都市、(公財)京都高度技術研究所、(地独)京都市産業技術研究所

■協 賛:(株)シーエムシー出版、(一財)バイオインダストリー協会、
立命館大学総合科学技術研究機構バイオメディカルデバイス研究センター

■問合せ先:(公財)京都高度技術研究所 産学連携事業部
連携支援グループ(担当:山本)
TEL:075-315-6674 E-mail:biocity@astem.or.jp