分析技術講習会(8)ペプチドマッピング講習会
京都バイオ計測センターでは、地域の産業振興のため、企業、大学、公設機関向けの分析技術講習会を実施しています。
ペプチドマッピングは,タンパク質の一次構造の解析に用いられる分析方法の一つで,食品・農業分野での新製品開発や製造過程の改善のために利用されており,また酒造分野での応用もされています。 さらに近年では,組み換えタンパク質のようなバイオテクノロジーを利用したタンパク質性医薬品の使用が進んでおり,これらバイオ医薬品製造の品質管理や製造工程管理などの確認試験にも利用されています。
本講座は,全2回でタンパク質のプロテアーゼによる消火からペプチドを分離し,さらにペプチドシーケンサーによるN末端アミノ酸配列の決定までを実習していただきながら,ペプチドマッピングの一連の分析技術をわかりやすく説明します。
また、二日が一連の講座のため、2日間通しで参加ができる受講者を優先します。
■開催日時:
<1日目>
平成28年10月25日(火)13:30~16:30
<2日目>
平成28年10月26日(水) 9:30~17:00(昼休憩1時間)
■開催場所:京都バイオ計測センターKIST-BIC
(京都市下京区中堂寺南町134番地 京都リサーチパークKISTIC4階)
<アクセス> https://tc-kyoto.or.jp/kist-bic/access
■内 容 :
<一日目>
・講義 ペプチドマッピングの基礎講習
・実習 タンパク質スポットの切り出し,酵素処理
<二日目>
・実習 電気泳動によるペプチドの分離,PVDF膜への転写
・実習 ペプチドシーケンサーによるアミノ酸配列の決定,データ解析
■講 師 :
(地独)京都市産業技術研究所 バイオ系チーム 主席研究員 泊 直宏
(地独)京都市産業技術研究所 京都バイオ計測センター 技術支援員 渡邉昌秀,泉田颯太
■対象者 :企業技術者、大学(教員,学生)、公設研究機関関係者 等
■定 員 :6名(先着順)
■参加費 :無料
■主 催 :京都市、(地独)京都市産業技術研究所
■申込締切:平成28年6月23日(木)
■参加申込:参加申込みは,下記メールアドレスにお申込みください。
kist-bic@tc-kyoto.or.jp
【件名】分析技術講習会(8)10/25-10/26PPSQ
【本文】①ご所属、②お名前、③電話番号、Eメールアドレスなどの連絡先
◎周辺で、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、この機会のご参加をご案内いただきますと幸いです。
■お問い合わせ先:
京都バイオ計測センター((地独)京都市産業技術研究所)担当:山本,谷口,内藤
TEL:075-326-6101 E-mail:kist-bic@tc-kyoto.or.jp