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産技研UC創造フォーラム2025 ― 京都のものづくりと文化が交差する新たな共創の場

2026.03.04

2025年11月28日に、京都リサーチパークで「産技研UC(ユーザーズコミュニティ)創造フォーラム2025」を開催しました。本フォーラムは、地域企業、大学、支援機関が一堂に会し、京都市産業技術研究所を起点とした新たな連携やイノベーションのきっかけを作るイベントです。

第1部:知恵創出“目の輝き”企業認定授与式・事業発表会

金屏風の前で、認定証を手にした男女2名を含む、スーツやジャケット姿の男女4名が並んで立つ記念撮影の様子。

産技研の技術支援を活かし、伝統と先進技術を融合させた優れた事業を表彰する「知恵創出“目の輝き”企業」。今年度は、以下の2社が新たに認定され、その画期的な取り組みが発表されました。

  • カトーテック株式会社:
    人の感覚に頼っていた化粧ブラシの使用感を客観的に数値化する「ブラシ物性試験機」を開発。JIS規格化も見据えた標準化への挑戦が注目を集めました。
  • Natural Spirits株式会社(森の京都蒸溜所):
    酒蔵から発見された「蔵付き乳酸菌」を活用し、独自の二段階発酵によるクラフトジンを製品化。科学的アプローチによる伝統の継承と新たな味の創造が紹介されました。    

第2部:ネットワーキングセッション ― 多彩な視点で描く未来

第2部では、会場内で複数の特別企画が同時進行し、参加者は自身の関心に合わせた「交流」を深めました。

特別トークセッション「カルチャープレナーの実像」

大正大学との連携企画として、文化をビジネスの力で次世代へつなぐ「カルチャープレナー(文化事業家)」をテーマに議論。伝統産業をアップデートするカルチャープレナーたちの熱いトークが繰り広げられました。

トークの全文はコチラ

半導体・先端技術の展示

AI時代を見据え、京都が誇る半導体関連企業や支援機関が集結。最新のデバイスから、省エネに貢献する熱電発電モジュール、精密な水圧制御技術まで、京都の底力を示す展示が並びました。

多くの来場者が行き交う展示会場で、壁際や中央に設置されたパネル展示を熱心に見学し、担当者と対話するスーツ姿の人々の様子。

伝統×デジタルの融合展示

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labによる、3Dプリント技術と伝統的な陶芸技術を掛け合わせたセラミックタイルと器の展示。アルゴリズムが生み出す複雑な意匠と、釉薬の深い色合いが来場者の目を引きました。

白い長机の上に並べられた、3Dプリンターで制作されたと思われる複雑な幾何学模様や積層痕を持つ、色とりどりの陶磁器の造形作品群。

ポスター展示:技術と知恵の可視化

会場を埋め尽くしたポスター展示コーナーは、本フォーラムのハイライトの一つです。先進材料から伝統工芸、モビリティ、医療分野まで、産技研UC会員の技術や製品が、分かりやすく展示されました。

「ワーキングセッション」と映し出されたスクリーンを背景に、スーツ姿の男性数名が集まって真剣な表情で意見交換を行う様子。

支援機関特設コーナー:京都の「伴走支援」が一堂に

京都の産業を支える組織が集結した支援機関特設コーナーです。 「どこに相談すればいいか分からない」という企業の悩みに応えるべく、以下の機関がブースを構え、ワンストップでの相談体制を敷きました。

屋内展示会場のブース前で、パンフレットを手に持ち談笑するスーツ姿の男性3名と、周囲で接客や移動を行う参加者の様子。
  • 京都市産業技術研究所/京都府中小企業技術センター :技術開発の両輪。
  • 京都産業21 / 京都商工会議所 / 京都府中小企業団体中央会:経営・販路・組織化のプロ。
  • 京都知恵産業創造の森 / 京都産業振興センター:スタートアップや伝統産業の振興。
  • 金融機関・大学:資金調達から学術連携までをカバー。

各ブースでは、来場者の具体的な課題に対し、京都ならではの厚みのある支援ネットワークにより、複数の機関が連携してアドバイスを送っていました。

第3部:交流会 ― 「つながり」から次のイノベーションへ

フォーラムの締めくくりは、会場を「GOCONC」に移しての交流会。リラックスした雰囲気の中、登壇者、出展企業、参加者が垣根を超えて語り合いました。「お困りごと」の相談から「新しいアイデア」の種まで、京都のものづくりコミュニティらしい活発な情報交換が行われ、閉会まで賑わいが絶えませんでした。

交流会会場にて、「京都市産技研」のロゴ入り作業着を着た男性が、スーツ姿の参加者らと飲み物を手に満面の笑みで談笑している様子。

フォーラム終了後のアンケートでは、

「出展することで、数社から試作依頼の相談を受けました。」

「不特定の参加企業様との交流・接点の機会が得られ、有意義でした。今後も継続して参加させていただきたいです!」

「濃密なディスカッションのおかげで、自社製品の新たな活用事例の気づきがあり、今後の商品力向上のヒントを得る事ができました。」

「他の展示会への出展のお誘いを受けることができました。」

「支援機関の方に、AIの初歩を丁寧に教えてもらうことができました。」

など、嬉しいお声をたくさんいただいています!

産技研UCは、これからも会員間の交流を深めることで、未来を切り拓くプラットフォームとして歩み続けます。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

  • #産技研UC創造フォーラム2025
  • #産技研UC
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