
2023年1月27日
ICP分析法<評価技術講習会>
第8回 -見て学ぶ材料分析の基礎-微量分析(ICP発光分析法・ICP質量分析法)
(地独)京都市産業技術研究所では、研究所7階に設置の京都バイオ計測センターと連携して、今年度から材料分析の基礎について地域企業の技術者や大学研究者などに体系的に学べる講習会として、「評価技術講習会 -見て学ぶ材料分析の基礎-」を下記の通り開催いたします。
材料分析は、製品開発、品質管理、不具合改善など、ものづくりの様々な場面の課題解決に活用される評価技術の一つです。本講習会では、「測定データの見方」など基礎的な事例紹介と共に、先進機器などによるデモ測定を行いながら分かりやすく解説します。
第8回は、微量分析に関する分析法として、ICP発光分析法、ICP質量分析法についての講習会を実施いたします。同法は、水溶液中の微量金属成分の測定ができ、固体試料も前処理(酸分解など)を行うことで測定が可能です。この方法により得られる測定結果は、材料や製品に含まれる金属濃度を最適にするための製造プロセスの改善に活用でき、品質の向上などにつながります。
本講習会の受講を機に、研究所が保有する機器と技術を積極的にご活用いただくよう、お願いいたします。皆様のご参加をお待ちしております。
第8回チラシ
日時 令和5年2月22日(水)13:15 ~ 16:30
【講義】13:15 ~ 14:15
【実習】14:30 ~ 16:30
会場 (地独)京都市産業技術研究所
(京都市下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク9号館南棟)
【講義】5階 講義室B
【実習】6階 金属分析実験室
内容 【講義】ICP発光分析法、ICP質量分析法の基礎
【実習】ICP発光分析法、ICP質量分析法の試料準備、デモ測定、データ解析など
講師:(地独)京都市産業技術研究所
産業人材育成グループ 研究副主幹 南 秀明
<ICP発光分析装置、ICP質量分析装置>
これらの装置は、水溶液中に含まれるppb~ppmオーダーの微量金属成分を測定することができます。溶出試験による使用部材の清浄度や安全性の評価などに活用できます。
ICP(Inductively Coupled Plasma)は誘導結合プラズマの意味で、ICP発光分析法やICP質量分析法の光源やイオン化源として利用されているプラズマです。
対象 ・企業技術者、大学の研究者などで、新たに微量金属分析法の測定を学びたい方
・バイオ分野など微量分析の経験が少ない方
・どのような測定ができるかを知りたい方
・測定方法などを再確認されたい方 など
参加費 無料
定員 5名 ※先着順(対象人数が少ないため、1社1名でお願いします。)
申込方法 (地独)京都市産業技術研究所ホームページの参加申込フォームから
お申し込みください。
参加申込フォーム:
http://tc-kyoto.or.jp/contact/apply/post-150.html
※申込確認メールが届かない場合はご連絡ください。
締切 令和5年2月17日(金)
問合せ先 (地独)京都市産業技術研究所
産業人材育成グループ 担当:南、島村
TEL:075-326-6100(代) E-mail:kikiseminar(ato)tc-kyoto.or.jp
※メールをお送りいただく際は、(ato)を@に変えてください。
<京都市産業技術研究所ホームページ:
http://tc-kyoto.or.jp/info/seminar/>
主催 (地独)京都市産業技術研究所
共催 京都ものづくり協力会
【注意事項】
新型コロナウイルス感染症拡大などの状況によっては、延期又は中止する可能性があります。その際は参加申込時にご記載いただいたメールアドレス宛に連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。