第7回 -見て学ぶ材料分析の基礎-微量分析(イオンクロマトグラフ(IC)法)
(地独)京都市産業技術研究所では、研究所7階に設置の京都バイオ計測センターと連携して、今年度から材料分析の基礎について地域企業の技術者や大学研究者などに体系的に学べる講習会として、「評価技術講習会 -見て学ぶ材料分析の基礎-」を下記の通り開催いたします。
材料分析は、製品開発、品質管理、不具合改善など、ものづくりの様々な場面の課題解決に活用される評価技術の一つです。本講習会では、「測定データの見方」など基礎的な事例紹介と共に、先進機器などによるデモ測定を行いながら分かりやすく解説します。
第7回は、微量分析に関する分析法として、イオンクロマトグラフ(IC)法についての講習会を実施いたします。同法は、水溶液中の陰イオン成分(塩化物イオン、硫酸イオンなど)の測定ができます。各種部材のハロゲンフリーの品質管理などに活用できます。
本講習会の受講を機に、研究所が保有する機器と技術を積極的にご活用いただくよう、お願いいたします。皆様のご参加をお待ちしております。
第7回チラシ
日時 令和5年1月25日(水)13:30 ~ 16:00
【講義】13:30 ~ 14:30
【実習】14:45 ~ 16:00
会場 (地独)京都市産業技術研究所
(京都市下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク9号館南棟)
【講義】5階 講義室B
【実習】2階 化学・物理系機器分析室
内容 【講義】イオンクロマトグラフ(IC)法の基礎
【実習】イオンクロマトグラフ(IC)法の試料準備、デモ測定、データ解析など
講師:(地独)京都市産業技術研究所
産業人材育成グループ 研究副主幹 南 秀明
<イオンクロマトグラフ(IC)>
本装置は液体クロマトグラフの一種で、イオン交換分離カラムを用いて水溶液中の陰イオン成分(塩化物イオン、硫酸イオンなど)を分離し、定性・定量を行うことができます。例えば、各種部材のハロゲンフリーの品質管理などに活用できます。
対象 ・企業技術者、大学の研究者などで、新たにICの測定を学びたい方
・バイオ分野など微量分析の経験が少ない方
・どのような測定ができるかを知りたい方
・測定方法などを再確認されたい方 など
参加費 無料
定員 5名 ※先着順
申込方法 (地独)京都市産業技術研究所ホームページの参加申込フォームから
お申し込みください。
参加申込フォーム:http://tc-kyoto.or.jp/contact/apply/post-149.html
※申込確認メールが届かない場合はご連絡ください。
締切 令和5年1月20日(金)
問合せ先 (地独)京都市産業技術研究所
産業人材育成グループ 担当:南、島村
TEL:075-326-6100(代) E-mail:kikiseminar(ato)tc-kyoto.or.jp
※メールをお送りいただく際は、(ato)を@に変えてください。
<京都市産業技術研究所ホームページ:http://tc-kyoto.or.jp/info/seminar/>
主催 (地独)京都市産業技術研究所
共催 京都ものづくり協力会
【注意事項】
新型コロナウイルス感染症拡大などの状況によっては、延期又は中止する可能性があります。その際は参加申込時にご記載いただいたメールアドレス宛に連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。