(地独)京都市産業技術研究所では,京都の伝統産業に適したデジタル技術応用手法の研究開発に取り組んでいます。
この度,その成果を紹介すると共に,京都工芸繊維大学KYOTO Design Labが推進するプロジェクトを紹介するセミナーを開催しますので,お知らせします。
伝統と先進の技術を交差させたイノベーションの可能性をお伝えし,地域企業との協同による京都の新しいものづくりに繋げます。是非御参加下さい。
広報資料
1 日時
令和4年2月9日(水)午後1時30分~午後4時30分
2 場所
京都市産業技術研究所 2階ホールAB及び5階デザイン・IT研修室
(住所:〒600-8815京都市下京区中堂寺粟田町91
京都リサーチパーク9号館南棟
3 プログラム
「伝統産業×デジタルFab(ファブリケーション)」※1
・開催の挨拶 (京都市産業技術研究所 理事・研究室長 杉浦和明)
・(一部)京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab ※2
「KYOTO Design Labの取組の紹介」
岡田栄造氏(京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab ラボラトリー長)
「初代諏訪蘇山アーカイブ化プロジェクトと展覧会に関して」
井上智博氏(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab)
・(二部)京都市産業技術研究所デザインチーム
「京都市産業技術研究所デザインチームのデジタル技術応用研究について」(比嘉明子)
<事例紹介>
○陶磁器へのデジタル技術の応用事例「箸置き」,「コースター」の製作(比嘉明子)
○3Dスキャナ/3D-CAD/3Dプリンタを併用したデジタルクリンナップ(竹浪祐介)
○レーザー加工によるシリコン型を用いた金属アクセサリー製作
(カルテック株式会社 木戸雅史氏)
*機器の紹介も併せて行います。
<補足>
※1 デジタルFab(ファブリケーション)とは
デジタルデータをもとに創造物を制作する技術。3Dスキャナーや3D CADなどの測定機械により,自分のアイデアや個人の身体データ等をデジタルデータ化した上で,そのようなデジタルデータを3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械で読み込んで造形する。(情報通信白書平成28年版より)
※2 京都工芸繊維大学KYOTO Design Labとは
京都工芸繊維大学が2014年に設立した,建築学とデザイン学を中心としたコラボレーションのためのプラットフォーム。発足以来,「Innovation by Design」をミッションに,基礎研究を通した社会的課題の発見と解決のための,様々な専門性が交差するインキュベーターとして活動。世界中から集まる一流の研究者やデザイナー,建築家らと共に,ワークショップや都市リサーチなど各種の国際的なプログラムの実践を通じて,イノベーションの社会実装に取り組んでいる。(同大学公式ホームページより)
4 主催・共催
主催:京都市産業技術研究所
共催:京都工芸研究会,京都陶磁器研究会,京都ものづくり協力会
5 実施方法及び定員
来所30名/Web(Zoomによる)90名
※ 先着順。定員を超えた場合は連絡いたします。
6 申し込み方法
FAX送信または申込フォームにて
締切:令和4年2月2日(水)
FAX送付先:075-326-6200(代)
申込フォーム:http://tc-kyoto.or.jp/contact/apply/post-113.html
案内状(申込書)はこちら
7 問合せ先
(地独)京都市産業技術研究所 デザインチーム 比嘉/竹浪
電話:075-326-6100(代)