(地独)京都市産業技術研究所では,現在注目されている新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)の社会実装に向けて,京都大学との共同研究開発や企業に対するCNFの実用化支援事業を全国的に展開しています。
この度,CNF関連企業が新たにオープンイノベーションを円滑に進める環境を整え,CNFの新たな市場を開拓するため,京都大学生存圏研究所及び(地独)京都市産業技術研究所の主催の下,第3期「ナノセルロース塾」を開講しますので,お知らせします。
第3期は,新型コロナウイルスの感染防止のため,オンライン配信により実施いたします。
広報資料
1 開講日:令和2年10月31日(土),11月21日(土),12月5日(土),
令和3年1月23日(土),2月27日(土)の全5回開講
いずれも午後1時30分~午後5時20分(詳細はリーフレットを参照)
リーフレット
2 受講方式:Zoomによるオンライン配信
3 対象者:CNF技術に関心を持ち,新たな用途開発や市場開拓を検討している
技術者研究者,技術営業担当者,マーケティングリサーチャー及び
コンサルタントなど
4 定員:100名(先着順,申込締切 10月9日(金),ただし定員になり次第
締め切らせていただきます。)
5 資料代:25,000円(5回分一括)
6 申込方法:電子メールにより,以下の事項を記載のうえお申し込みください。
申込先:h.yokota@tc-kyoto.or.jp
メール件名:ナノセルロース塾申込
記載内容:(1)受講者の氏名(ふりがな)及び所属・役職,(2)企業の名称及び所在地,
(3)受講者の連絡先(電子メール・電話番号)
7 主催:京都大学生存圏研究所,(地独)京都市産業技術研究所
8 共催:近畿経済産業局,新素材-CNFナショナル・プラットフォーム事業
9 後援:ナノセルロースジャパン
■セルロースナノファイバー(CNF)とは
CNFは,軽量でありながら高強度,熱による変形が少ない,高い透明性・透過性を有するなど様々な特徴を持ち,一部実用化が始まっている次世代の新素材です。自動車部品や建築材料,電子デバイス,家電品,化粧品,食品をはじめ,幅広い用途での活用の可能性も有することで注目されています。また,CNFは,植物繊維を原料としており,石油等の化石資源と比べて環境負荷が少なく,国土の7割を森林が占める我が国にとって原料確保が容易であることから,その活用が大いに期待されています。