地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
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窯業系チーム(ご利用者向け)

陶磁器(京焼・清水焼)とファインセラミックスの2つの分野について,研究開発,技術移転・指導,試験・分析,人材育成(研修)を4本柱とした業務を行っています。

業務内容

(1)研究・技術分野

  • 充電にともなう材料の膨張を抑制したリチウムイオン電池向けシリコン系高容量負極材の実用化
  • 薄型表示パネル用ガラスのリサイクル技術の開発
  • 先進分析技術を活用した新しい京焼・清水焼用無鉛上絵具の創成
  • 高効率・省エネルギーLED照射等用の高放熱性セラミックスの作製
  • 窒素雰囲気焼成における各種釉薬の釉性状と製品開発
  • 陶磁器製造技術のデジタル情報化による保存と活用
  • 高付加価値のある不安定釉薬利用による製品開発
  • ガラスビード法による釉薬の開発研究
  • 微粒子分散条件の最適化による耐熱セラミックスの開発
  • ガラスセラミックス作製技術の高度化及び応用に関する研究
  • セラミックス成形・製造技術の高度化及び水平応用展開に関する研究

(2)技術相談・指導業務

陶磁器新商品の開発,技術・工程の改善,品質管理等を目的に陶磁器原料,杯土・素地,低火度(上絵・楽・交趾釉)・中火度・高火度釉薬(灰及び土石基礎釉,色釉,色材,顔料)それぞれについて,調製技術,管理技術,焼成技術(ガス炉・電気炉),上絵具鉛溶出防止技術や無鉛化技術,製品不良の原因や改善等の内容に関する相談,指導。

セラミックス新製品開発のための製造技術及び製品等の評価技術を目的とする相談。前者では,セラミック原料の微粉砕技術や各種粉末成形技術に関する実機による技術指導。また,後者では,ガス吸着性能評価装置や水銀ポロシメータ等による多孔体の評価等。

更に,ビーズミルやスプレードライヤー等の設備利用に伴う技術指導やゼータ電位測定装置を用いた微粒子分散性評価に関する技術指導。

(3)依頼試験・分析

陶磁器製品の商品取引証明を目的とした熱衝撃試験ならびに品質管理を目的としたX線回折測定による結晶構造分析。また,新製品開発を目的とした合成無機化合物の結晶に関する生成確認や評価のためのX線回折測定。

セラミックス・無機系材料では,X線回折,粒度測定,熱分析,電子顕微鏡観察等の研究開発のための性能評価を目的とする依頼試験。特に,X線回折と粒度測定。

(4)人材育成・研修業務

研修

陶磁器産業界の将来を担う人材の育成を目的に,陶磁器に関する専門的な基礎知識と技術(技能)の習得を目指した研修を実施しています。

ORT事業(企業研究能力開発事業)

  • 「セラミックス及び無機材料製品の製造・評価技術の高度化」
  • 「陶磁器技術利用による製品開発及び陶磁器製造技術の習得」

(5)その他

ゼーゲル錐販売業務

主な取扱設備機器

  • ポットミル
  • ボールミル
  • 石川式擂潰機
  • X線回折装置
  • 粒度測定装置
  • ゼータ電位測定装置
  • 吸着性能評価装置
  • 熱分析装置
  • 無蒸着SEM
  • スプレードライヤー

主な研究シーズ

  • 無機粉末の微粉砕・分散技術

    ボールミル,アトライター,ビーズミルによる各種無機粉末(セラミックス原料を含む)の湿式微粉砕技術の確立及び微粉末の分散状態制御。レーザー回折式粒度分布測定,走査電子顕微鏡,比表面積測定、ゼータ電位測定,レオメータ等による粉体及び粉体-水系分散液の基礎物性評価と製品性能との関連付け。スプレードライヤーを用いた粉体-水分散液から顆粒化。
  • セラミックスの粉末成形技術

    各種粉末成形技術(プレス成形,押し出し成形,射出成形,鋳込み成形,シート成形)を用いた製品開発。成形用有機バインダーの最適配合技術。
  • ガラスセラミックスの作製技術

    ガラスを結晶化処理することにより各種特性に優れた高機能ガラスセラミックスを開発しています。要求される機械的・熱的・電気的特性等に応じた材料設計を行い,各種成形技術を用いて,電気・電子製品に使用される絶縁・耐熱部品や高周波回路用基板,環境材料等を,中小企業の現有設備を用いても低コストで製造できる技術を開発しています。
  • 陶磁器釉薬の調製技術

    長年研究開発し蓄積した約50万ピースの伝統釉や新種釉のテストピースのデータを活用し,これまでに陶磁器上絵具や楽焼に用いる耐酸性・耐アルカリ性無鉛フリットの開発や不安定な釉薬を製品化する技術開発を行っています。これらの技術シーズを用い,新たな製品を開発しています。

担当研究会

  • 京都陶磁器研究会
  • 京都セラミックフォーラム

担当者