地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
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陶磁器分野(業務紹介)

担当者

特色・内容

食器や美術工芸品として知られている"やきもの"に関する分野の技術支援を地元企業や関連業界に対して行っています。
 京都には伝統産業である京焼・清水焼があります。それらは素地(そじ)や釉薬、さらには上絵や下絵という加飾からできており、そこには普段あまり知られていない色々な技術が隠されています。そういった技術に対する相談や指導、依頼試験や分析、研究、研修事業(人材育成)を行っています。
 特に、釉薬、上絵、下絵に関する色見本(テストピース)は数十万個保有しており、技術相談に応じて無料でそれらの配合レシピをお渡ししています。
 これまでに、鉛(なまり)を含まず人や環境にやさしい上絵具の開発や、江戸時代に使用されていたものの、公害問題から現在は製造されなくなった、鉄を主成分とした赤絵具の開発も行っています。最近では、新たな加飾技法として、釉薬にレーザーを照射した新商品開発や3D技術を活用した成形技術などにも取組んでいます。

最近のトピックス

  • 3D技術を活用した成形技術の開発

  • レーザーを利用した新商品開発(デザイン分野と協働)

用語説明

セラミックス
金属やプラスチックで無い材料の殆どがセラミック材料と思って下さい。例えば、石やガラスなど。

陶磁器
陶器と磁器を合わせて陶磁器と言います。陶器は水に浸けると水が中に浸み込んでいきます。磁器は水に浸けても水が浸み込みません。陶磁器もセラミックスの一員です。

釉薬
土を焼き締めたもの(素地)だけでは表現できない表情を素地に付与する役目をもちます。陶器や磁器の素地の上に施され、ガラス質のもの、艶のない表情のもの、あるいは雪の結晶の様に模様のあるもの、色のついたものなど様々なものがあります。

上絵
ラーメンの鉢などに赤、緑、黄、青などのカラフルな色で絵が描かれたものがありますが、実はあれは熔ける温度の低いガラスで絵を描き、焼き付けたものです。この技法を上絵付と言い、材料の事を上絵具と言います。
【 写真1 上絵で加飾した器 】
下絵
焼いて反応すると様々な色になる石の粉のようなもの(下絵)で絵を描き、上に釉薬(ゆうやく)と呼ばれるものでカバーコートしたものです。代表的なものとして、焼いて反応すると藍色(あいいろ)となる下絵具を用いた染付(そめつけ)と呼ばれるものがあります。この他にも、カラフルな下絵具があります。
【 写真2 下絵で加飾した器 】

ご利用者向け

担当する業務については「ご利用者向け」のページをご覧ください。

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