特色・内容
京都市内には京友禅、西陣織をはじめとする伝統染織企業が多く立地しています。伝統染織以外にも京プリント等の洋装分野や繊維加工用薬剤メーカー等の繊維関連企業も多く存在しており、繊維工業関連の総事業所数は市全体の34%程度(平成28年度)を占めています。
京都市域のこれら染色関連企業に対して化学分析による成分分析、新たな機能・性能を目指した技術開発や染色堅ろう度などの消費性能評価をはじめとする技術支援を行っています。また、染織故障相談に加えて、技術後継者の育成にも注力しています。
用語説明
- 先染め
- 糸やわたの状態で染色し、染色した糸で織ったり、編んだりして布にする方法。代表的な先染め織物は西陣織。
- 後染め
- 織物など布の状態で染色する方法。無地染め(むじぞめ)反染め(たんぞめ)とも呼ばれる。
- 浸染(しんぜん)
- 染浴中に被染物を浸して処理し、無地に染色する。
- 捺染(なせん、なっせん)
- 布上に着色模様を染色する、いわゆる模様染め、プリント。糊の助けをかりて染料のにじみを止め、模様を染めつける。
- 染色補正
- 染色時に生じた不上がりの修正やシミ落としを行う。
ご利用者向け
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